先日開催されたBig Raspberry JAM TOKYO 2013向けにADK勉強会(東京)のネタとしてADKを接続をやってみた。
(説明するまでもないと思いますが、ADKとはAndroid Open Accessoryのことです)
ソースコードはhttps://github.com/YuuichiAkagawa/RPi_ADKに置いてあります。
RPiと言えど、所詮Linuxマシンなので、libusb等を使えば簡単に作れます。
ADK登場当時、Macでやってみたという方がいらっしゃたので、まずはこれを参考にしてみることに。
USBのVID,PIDがNexusOne固定だったものの、幸いにして手元に実機があるので動作を確認。
libusbのコード書くのは初めてだったので、大いに参考になりました。
Raspberry Piをネットワークに接続します。有線でもWiFiでもインターネットに繋がれば何でも可。
以下のライブラリが必要です。/usr/localにインストールされていることを想定しています。
インストールは以下の手順で出来ます。
$ wget http://sourceforge.net/projects/libusb/files/libusb-1.0/libusb-1.0.9/libusb-1.0.9.tar.bz2
$ bzip2 -dc libusb-1.0.9.tar.bz2 | tar xvf -
$ cd libusb-1.0.9
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
$ cd ..
$ wget http://www.airspayce.com/mikem/bcm2835/bcm2835-1.25.tar.gz
$ tar zxvf bcm2835-1.25.tar.gz
$ cd bcm2835-1.25
$ ./configure
$ make
$ sudo make check
$ sudo make install
$ cd ..
gitが使える人は
git clone git://github.com/YuuichiAkagawa/RPi_ADK.git
で取れます。
良く分からないという人は、以下の手順で取得してください。
$ wget -O RPi_ADK.zip https://github.com/YuuichiAkagawa/RPi_ADK/archive/master.zip $ unzip RPi_ADK.zip $ mv RPi_ADK-master RPi_ADK
make一発でビルドできるハズです。
$ cd RPi_ADK
$ make
サンプルのHelloADKでは、LEDとタクトスイッチを使います。
以下の図の様に配線して下さい。
Raspberry PiのUSB端子にADK対応のAndroid端末を接続してください。
Raspberry Piで、先ほどビルドして出来上がったHelloADKを実行します。実行にはroot権限が必要です。
$ sudo ./HelloADK